軍艦島

2017.04.09.Sun.11:14

私とツレで好奇心故に無断で軍艦島に探索に行った。 

私は当時のまま時が止まっている軍艦島に感動した。 

存分に探索した後、昼間のうちに帰ることになった。 

ボートに向かっている間、ツレが何度も後ろを確認している様子だった。 

「いや、何かいるような気がして」 

とんでもない、来ているのは私達だけなのだ。 

ボートまであと少しという時に私は携帯が無いことに気づいた。 

さっき転んだ時落としてしまったのだと思い、ツレをここで待たせ取りに行くことにした。 

幸い50mほど戻った所で携帯はすぐ見つかった。 

ツレの所に戻る間、ふと何かの視線を感じたが意識しないようにした。 

その日無事私達は家に帰った。2日後私は写真の現像した写真を見て驚愕した。 

それは心霊写真と言えるのか、なぜなら中年の汚ない男がハッキリと写っていたのだから。 

ビルの影に隠れながらじっと私達を見ている、心霊と違いぼやけず写っている事が不気味だ。私は何か思い当たる節があり、軍艦島関係の記事をネットでみてみた。 

膨大な量に諦めかけていた時、それはあった。 

30年も前の記事。 

[少年五人軍艦島に行き一人行方不明] 

[少年の捜索難航いまだ見つからず] 

まさかと思いながらも写真を破り捨てた。 

30年間もあんな孤島で生きていけるはずがない。 

一体何者なのだろうか。

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