怖い嫁

2017.05.12.Fri.16:17

3年前のことだ。

当時嫁と結婚して5年目だった。

子供も幼稚園へ入り、なんとなく落ち着いた生活になった。

そのころ元カノのM子(既婚)から、頻繁に連絡が来るようになる。

俺は振られた方で、すごく好きだったからメールのやり取りがとても楽しく感じた。

会いたいと言われ、有頂天で、待ち合わせて俺の車でドライブすることになった。

もうセクロスの事しか頭になかった、M子も同じだった。

お互いに、今日は独身で・・・ということで、結婚指輪をはずすM子。

俺もはずそうと思って、左の薬指の指輪をはずそうとした。

がはずれない。

力ずくではずそうとしたら、指輪が指を締め付けてきた。

焦る俺、食い込む指輪。

指が紫になって痣になってしまい、怖くなった俺はM子に適当な理由をつけて帰宅することにした。

家へ帰ると、いつもは寝ている嫁が起きて待っていた、時刻24時。

平静を装って、嫁と話をしながら水を飲むと、嫁が指の痣に気がつく。

すると満面の笑みで「今度は指じゃすまないよ」って言ったんだ。

本当にこの時は、心臓が止まるかと思うほどビビった。

それから少し懲りて、M子とはメールのみやり取りしていた。

3ヶ月たったころ、またチャンスが到来した。

今度はゆっくり話したいと。

嬉しくなって、前回の指の痣の事などすっかり忘れ、M子とホテルへ。

シャワー浴びて、ベッドでいちゃいちゃ。

その時、違和感が。

恐る恐る俺の局部を見ると、痣になってる…しかも手形で。

泣き出すM子をなだめて、服を着てホテルを飛び出した。

家に帰って局部の痛みがひどくなり、脂汗が出てきた。

嫁には言えなかったが、お腹が痛いと言って夜間救急へ駆け込んだ。

とりあえず、痛み止めをもらい帰宅した。

翌朝はあの痛みが嘘のようで、痣も消えていた。

嫁は笑顔で

「痛みが引いてよかったね。でも次はないと思ってね」

って言ったんだ。

心が凍った。

生まれて初めて女が怖いと思った。

それ以来、悪さはしていない。

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