パッシング

2017.06.07.Wed.11:15

宮城県と山形県の県境に関山という峠があります。 

私の友達がドライブしていたときの実際の話です。

その日は雲一つない快晴。友達と兄は兄弟で新車の慣らし運転を兼ね 

この峠を走っておりました。関山トンネルを越え山形県方面に向かって 

いると一台の対向車がパッシングをしてきました。(トンネルから出て 

きてライトが点きっぱなしだったのかな?)と思いましたが、ライトは 

消えておりました。(あっ!警察の取り締まりでも教えてくれたのかな) 

ただ、先に進んでも取り締まりは行っておりません。 

 すると、今度は後ろを走っていた車がパッシングとクラクションを鳴 

らし始めました。助手席の弟が後ろを振り返ると、後ろの車のドライバー 

さんは必死の形相でクラクションを鳴らしています。 

 二人が路肩に車を止めると後ろから付いて来た車も止まりました。 

兄が後ろの運転手に駆け寄り「対向車の人にもパッシングされたん 

だけど、何かありました?」と問いかけると、その運転手さんは 

「いや、今はいないんで俺の見間違いかもしれないけど、お宅の車 

の屋根に女の人がしがみ付いていたんですよ・・・」 

俺の友達と兄は軽いパニック状態で車の屋根を見ましたが、そこに 

はピカピカの新車があるだけでした。 

 二人は何かの見間違いだろうと車に乗り込もうとすると、ドアと 

屋根の隙間に爪あとがくっきりと付いていたそうです。

関連記事
コメント

管理者のみに表示