心霊写真

2017.06.14.Wed.21:15

たいして、怖くないかもしれないけど、その時は怖かったのでちょいと投稿。

大学時代の話。 

中学時代の友達数人と友人Aの家に集まって話をしていた。 

深夜で、酒を飲みながらだったと思う。(CDTVとか見てたような・・・) 

テレビを見たり、話をしたりしていた時、友人A 

 A「この前、高校時代の友達とXX(テレビとかで有名な心霊スポット)に行って来たよ」 

俺達「マジ?あそこやばいんじゃないの?」 

 A「そこで写真を取ったんだけどさ」 

と言って、部屋の端にあった封筒(現像した時に受け取るやつ)を取り、中から写真を取り出した。 

俺達はその写真を受け取り、みんなで1枚ずつ見ていった。 

XXは山道を登って行くので、目的地に行くまでの道のりみたいな写真が数枚。 

目的地の場所(神社?)での写真などがあった。 

深夜に行ったので、フラッシュのせいで目が光ったりしていて、面白半分で『こいつの目が怖ぇ~」

とか言いながら見ていた。 

すると友人Aが 

A「この写真はマジでやべ~よ! XXに行って帰り道に撮ったヤツなんだけどさぁ~」 

と言って、1枚の写真を見せてくれた。 

写真には、XXの入り口?にある大きな石碑見たいな所で、友人Aを含め5人が写っている。 

街灯とかあるので、他の写真に比べると明るくハッキリと友人達が写っていた。

写真を見て、まず目に付いたのが、写っている5人の目が全員フラッシュの反射?で光っていた。 

「怖ぇ~全員、目から怪光線じゃん」とか言ってみんなで笑い、一瞬だけ和んだ。 

すると友人Aが 

「そうじゃなくって、うしろ。うしろだよ。」 

写真は、大きな石碑を友人達が挟むように写っており、その後には林が写っていた。 

友人Aはその林の部分を指をさした。 

友人達の後ろに木がたくさん写っているが、フラッシュがあまり届いていないので 

薄暗く写っている。 

「え?どの木?」と聞くと 

A「この木とこの木の間に・・・」 

と言われ見てみる。すると友人の一人がわかったらしく 

「うわ~ なんだよこれ!」 

と騒いだ。他の人達(俺も含め)はよく見えなかったので、目を凝らしてみると 

Aが指差した木と木の間に手が写っていた。それも19個(その時に数えた)。 

││手 手││ 

││手 手││ ←こんなかんじで、手がいっぱい 

││手 手││ 

││   ││ 

写真を近づけてよく見ると、左側の木から左手、右側の木から右手。 

ちゃんと開いている手もあれば、開きかかった手もあった。

何がやばいか、始めて気が付いた時は、怖いというより『何じゃコリャ?』という 

意識の方が強かった。 

一瞬、間が開いて、友人の一人が 

「これどうすんの?」 

と、問い掛けるとAは 

A「ん~別に身の回りで、悪い事が起きた訳じゃないし。」 

A「それに、この写真はこいつら(写っている友達)も知ね~し」 

A「テレビとかの心霊写真特集とかに出したら、金とか貰えっかな?」 

とか、のん気に話だした。 

「お寺とかに持って行って、御祓いとかしてもらったら?」 

「今は、何も起きてないかもしれないけど、これから先に何か起きたら洒落にならんし」 

と、俺達はAを説得して、お寺に持って行き、御祓いをするようになった。 

とは言え、何処に持って行ったらいいのか解らないし、夜中っていうのもあり、 

次の日に、電話で調べて持っていく事にして、そのままみんなでAの家に泊まった。 

夜が明け、昼過ぎぐらいに、電話帳で近くのお寺に電話して相談すると、そのお寺じゃダメなので、 

別のお寺を勧めてくれた。そして電話をして、『とりあえず写真を見てからどうするか決めよう』と 

お寺の人に言われたので、みんなで写真を持ってお寺に行った。

お寺に着き、住職に『先程、連絡をした者です』と伝えると、『とりあえずこちらへ』と言われ 

お堂に通された。 

お堂に入り、住職に写真を見せた。 

始めは、普通に写真に目を通す感じで見ていたが、しばらくすると住職は『ん~』と顔をしかめた。 

住「この場所はXXですよね?」 

A「あ、わかります?」 

住「毎年ね、XXで写真を撮って、変なの写ったから御祓いして欲しってくるんですよ」 

A「・・・」 

住「よりによって、こんな場所で・・・」 

A「この写真に写っているのってやばいんですか? 特番とかに応募とか・・・」 

と、Aが話しをしていると、住職が突然、 

住「無理だと思うよ。 ちゃんとした霊能者とかがこの写真を見たら、面白半分で放送はしないと思う」 

 「君達は、後ろの木の所に手があるだけだと思っているようだけど、手だけじゃないからね。」 

そう言うと、住職は色々と語り出した。

住職の言葉にAを含め、俺達も驚いた。この後、住職にこの写真がどういう物なのか聞かされた。 

・この写真には俺達が見た『手』だけではなく、無数の霊が写っている 

・写真に写っているAの友人2人は、霊感が非常に強いので、たくさん霊が寄って来たらしい。 

・集まった霊は、XXで騒いだA達を襲いに来ていた。 

・手が写っている木の間は、霊界へ繋がる道になっている。 

・霊だけではなく、XXの地に奉られている、神が写っている。 

・写真を撮った後、神がA達の近くに寄っていったので、誰も災いが起きずに済んだらしい。 

・たぶんこの神が写っているので、番組とかで放送しないのではないか? 

住職はまた写真を見て、 

住「多分、こうやればあなたにも、この写真がみれますよ」 

と言い、Aに写真を見せた。 

俺達は、写真をよく見ることはできなかったけど、住職に言われ写真を見たAは 

「・・・うわ~」と驚いていた。 

住「とりあえず、この写真は持っていてもしょうがないので、ちゃんと処分しますからね」 

と言われ、Aは『よろしくおねがいします』と返事をした。 

住職に今後XXには遊びで行かないようにと、俺達も含めて注意されれ、お寺を後にした。 

帰りに、車に乗り込む時、友人がAに「最後、写真を見た時 何を見たんだ?」と聞いた。 

俺も気になっていたけど、Aに聞く勇気がなかった。 

A「写真を逆さに見せられて、よく見ると石碑の所に顔が幾つも見えた。」 

 「そのうちの1つが、落ち武者みたいで、すごく怒っているように見えたんだ」 

 「それに、端の方に光みたいなのが見えたけど、今までそんなの写っていなかったと思し。」 

 「お前達に見せた写真と違う感じがした。ってか、写真が変わっていたぞ。」 

と、Aが言った。 

俺は見なくてよかったと思った。 

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