臨床実習

2017.07.26.Wed.11:15

ある病院で起こった実際にあった怖い話。 

看護学生には臨床実習というのがあって、

各科の病棟で実際に患者を受け持って看護を実践していく練習のような期間がある。 

ある生徒が母性実習で産科病棟での実習にいった時の話。

この時は母性実習と言ってもその生徒の最後の実習期間でもあり夜勤実習を兼ねていた。 

産科病棟という所はよく言えば新しい命の誕生の場であるが、

その反面、堕胎等もあり新しい命が失われて行くという一面ももっている。 

その病棟も例外ではなく、分娩室の横に処置室があり、

そこでは日常的に堕胎が行われていたそうだ。

夜中の3時、ナースコールの対応に向かうため

生徒は分娩室、処置室の前の廊下を歩いていた。 

何か違和感を覚えたそうだが、まずはナースコールのたいおうにむかった。 

その帰り、やはり何か違和感を感じたそうだ。 

体が重い、耳鳴りがする、そんな軽い症状が生徒を襲った。

暗がりの中処置室に目をやる生徒、、、 

もう訳が分からない。生徒の記憶はそこで途切れる。 

気がつくと生徒は病室のベッドに横たわる。

周りには同じ実習を共にしていた学生が心配そうにこちらを見ている。 

わけの分からない生徒に、仲間が突然倒れて様子見の入院になったという事実を告げる。

相変わらず訳は分からないが取り敢えず恥ずかしさや、

申し訳なさから起き上がり、着替えて帰ろうとする生徒。

上着を着替えようとした時仲間が悲鳴をあげる。 

生徒の背中に無数の小さな手形がついていた。 

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