バミューダトライアングル

2017.08.11.Fri.11:15

バミューダ・トライアングルとは、アメリカ合衆国のフロリダ半島の先端と、プエルトリコ、バミューダ諸島を結ぶ三角形の海域だ。昔から、この地域を航行する航空機や船舶が謎の失踪を遂げ、どう捜索しても、影も形もない事件が続いたことで知られる。

これらの事件は、多くのフィクションにも取り上げられ、Xファイルでは、主人公がこの海域を航海中にタイムスリップして、事件に巻き込まれる話になっている。

1945年12月5日のおだやかな午後、フォート・ローダデール海軍基地を、5機のアヴェンジャー爆撃機が飛び立ち、ごく単純な飛行訓練であった。乗組員は合計14人、隊を率いるのはチャールズ・テイラー中尉。

異変が発生したのは15時45分のことである。テイラー中尉は次のような無線を発してきたのである。

「管制塔。非常事態だ」

「どうした」

「陸地が見えない。繰り返す。陸地が見えない」

「現在位置は」

「わからない。陸地が見えない」

「西に向え」

「どちらが西かわからない。方向を見失った、何もかもおかしい。海の様子もいつもと違う……」

 やがて、「白い水が……」と謎めいた無線を最後に、隊は消息を絶った。

アヴェンジャー爆撃機の失踪は異変の序章に過ぎなかった。その後、彼らを救出に向かったマーティン・マリナー飛行艇もまた、同じ海域で謎の失踪を遂げたのである。爆発を見たという目撃証言もあるが、原因が特定されることはなかった。

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