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雁姫様

2018.06.26.Tue.20:20
その日は冬とは言えぬ程暖かい日で先生は友人達とお宮の境内で駄菓子をつつきながら漫画の回し読みをしていました。
暫くして駄菓子も無くなり漫画にも飽き先生達は【雁姫様の鏡】をして遊び始た。
一度目は友人Aが鬼(姫)、次はB、次は先生と何事も無くいつものように楽しく遊びは進められて行ったのですが異変はCが姫役になった時に起きました。
Cが12を数えている内に先生とBは一緒にお宮の階段の裏側に素早く潜り込んで息を潜めていました。
その間AをCが追いかけているのを見て2人してほくそえんでいたそうです。
暫くするとAとCはお宮の裏側へ消えていきました。始終AとCの楽しそうな悲鳴が聞こえます。

どれ位そうしていたでしょうか?先生とBはいつまで経ってもCが見つけに来ないので痺れを切らし外へ出ました。
もう賑やかで楽しそうなAとCの声が聞こえません。
先生はさては2人して先に帰ったなと思ったそうですがそうではありませんでした。
突然後方からBの耳を劈くような悲鳴が聞こえました。先生は急いでBの元へ駆けつけました。
そこではCが蹲って何やらぶつぶつ喋っています。
先生はどうしたのかとCの肩に手を置くとその瞬間Cがもの凄い勢いで振り返り先生を突き飛ばしました。
振り向いたCを見て先生は絶句しました。Cの顔が歪んでいる・・・いいやあれはもう1つの顔が重なっているような異様な顔
次の瞬間Bが大声で「逃げろ!」と叫びその声で正気を取り戻した先生はBと共に全力疾走で近所の民家まで逃げたそうです。

さてその後なんですが先生とBは逃げ込んだ民家から家に連絡して親に向かえに来てもらい
事の一部始終を話したのですが全く信じて貰えなかったようです。
それもこれもその後AとCは何事も無かったように其々の家に帰宅し後日2人して先生とBの家を訪ね
「何で先にかえっちゃうんだよ心配したんだぜ」といつもの元気な姿を見せたからでした。
その後先生は東京に引越し何時しかその地域の子供達とも疎遠となったのですが
先生は今でもはっきりとCの歪んだ顔とつぶやいていた言葉が忘れられないそうです。

さぶらいびと・・・うしろみたち我も共に・・はかなくともてなされしに・・・・・・

よく語られる定番中の「都市伝説」だが、実際には「死体解剖保存法」や「医学及び歯学の教育のための献体に関する法律」などにより、解剖用遺体の取り扱いには厳しい制限が設けられているため、アルバイトに献体を扱わせることはない。
また、ホルマリンに関しても、ホルマリン中毒の観点から取り扱いが厳しく制限されており、「ホルマリンプール」のようなものは存在せず、解剖実習中においてはホルマリンではなくフェノールなどを振り掛けるのが一般的である。

以上のことから、この「都市伝説」はウソであるといえるが、なぜこのような噂が広まったのか?
その原因の一つが、大江健三郎の小説「死者の奢り」(1957年)であるとされている。この作品の中で、死体を処理するアルバイトが登場しており、それが今回のような「死体洗いのアルバイト」の噂を生み出したのではないかといわれている。

ちなみに、解剖用ではない遺体を洗うアルバイトは実在する。それは、葬式などで行われる「湯灌」と呼ばれるもので、解剖用の遺体とは異なり、厳しい制限は設けられていないため、実際にアルバイトが遺体に触れることもある。

映画「おくりびと」の大ヒットは記憶にも新しい。


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