映画撮影

2016.09.07.Wed.22:16

真夜中に電話で友人がしやがった話。

そいつの友達のAは映画研究のサークルか何かに入ってるらしいんだけど、

ある時ホラー映画を撮影することになったそうだ。

で、美人で有名なCさんという女性を幽霊役に起用した。

撮影はまず、Cさんの自宅をロケ地として行われた。

長い髪を垂らして、白装束(まるでリングの貞子のような格好)を着たCさんを玄関に立たせ、

幽霊が家に入ってくるというシーンの撮影から始めた。

玄関に面した廊下に監督のAとカメラのD、演出のMが位置し、Cさんと向き合う状態で撮影は行われた。

撮影中、突然Mが「誰かに見られてるような気がする」と言い出した。

廊下はリビングに繋がっていて、リビングの入り口は簾が掛かっているのだが、

Mは「誰かいませんか?」とひたすら言い続けていたそうだ。

Aが振り向いて後ろを向くと、本当に簾から誰かが覗いていた。

長い髪を振り乱して、服は真っ白の装束のようで…

そう、顔は見えないがまるでCさんにそっくりの格好をした人物がそこに立っていた。

当然AはCさんかと思い、声をかけた。

だが、玄関からリビングへ繋がっているのはAたちのいる廊下しかなく、

Cさんは玄関を離れていないため、まずそんなことはありえない。

Aが声をかけたのでCさんは何かと思い

「どうしたん?何かあった?」

と、もちろん玄関からAに向かって言う。

Aは何がなんだか分からず、リビングの方を向いたがやはり、

Cさんと同じ格好をした誰かがじっと覗いている。

Mは気分が悪いと言い出し、その場は大パニックになって撮影は中断された。

Cさんにそのことを言った時には、

もうその「誰か」は消えていたらしいけれど、

家の中には誰もいなかったそうだ。

映画はまだ撮影途中らしい。

それ以来その「誰か」は出現していないそうだが、撮影中、急にカメラの調子が悪くなったり、

ライトが消えたりいろんなことが起きているそうだ。

だがCさん本人は到って何もないそうだ・・・。

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