長崎のホテル

2016.12.01.Thu.16:17

長崎にあるホテルの話。

実在するので名前は伏せておきます。

ある福岡にすむ男友達5人がバイクで長崎まで旅行に行った。

日帰りで帰るつもりだったのが、帰りが遅くなったので

一泊しようということになり、その長崎●●ホテルに泊まった。

シングル5部屋をそれぞれ借りたのだが、Aくんは601号であった。

Aくんが夜寝ていると窓が開いていてカーテンがバサバサとゆれている。

耳障りだったので窓を閉め、また眠りについた。

しばらくするとまたバサバサと音がする。

閉めたはずなのに、寝ぼけてたのかなと思い、また窓を閉めた。

するとまたカーテンがバサバサとなり、窓が開いている。

気味が悪くなったAくんは一緒のホテルに泊まっている友達に電話をした。

しかし友達は笑ってとりあってもらえない。

「いわくつきのホテルには、壁にかかっている絵の裏にお札が貼ってあるらしいぜ~」

Aくんはベットの頭元にかかっている絵を恐る恐る裏返したが

そこには何もなかった。

その夜Aくんは部屋の電気をすべてつけ、

バサバサという音に悩まされながら一夜を過ごした。

次の朝、友達4人を部屋に呼んで昨夜の不可解な出来事を話し、

みんなで部屋を調べはじめた。

そこで友達4人はAくんの話が嘘ではないことを知った。

確かに絵の裏には何もなかった。

だが、ベッドの下、一人用のソファーの下、

見えない場所のいたるところに

お札がベタベタベタベタベタベタベタベタと貼ってあったのだ。

40枚弱はあったとのこと。

5人はそのまま転げるようにホテルを出、福岡に戻った。

ホテルの人には何もいわなかったから601号はそのままだろう、

行ってみたら怖い経験ができるはずだと彼は話すが、

その部屋に一人で泊まる勇気は私にはない。

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