手、手、顔

2017.01.18.Wed.11:13

中学校時代に産まれて初めて幽霊を見ました

幽霊だったのかなんなのか解らないのでここに投稿してみます。

文才ありませんので、多分怖いなって思う方は少ないと思いますが

実体験なので聞いて欲しいです。

中学校二年生くらいで少しヤンチャだった自分達は

8人くらいで地元の青森県青森市のF中学校の体育館前に

夜の23時頃に集まっていました

ちなみに母校であり、当時在学中でした

集まった理由は特に無く

することがないのでちょっと肝試しでもしないかという事になり

二人一組でその中学校を一周しようという話でした

ちなみに心霊スポットでもなんでもないです

ただ、その場にいて暇だったからそれっぽい事をしようみたいなノリでした。

それで自分とペアになったのが

親子そろって霊感が強いというYという男でした

彼にはかなりの心霊現象が日常的に起こっていたみたいで

元気な奴なのにたまに学校を休む程でした

よく、霊感が強い奴と一緒にいると見えると聞いていたので

自分はテンションMAXでした。

順番はついに自分達の番で、男二人ドキドキしながら体育館をスタートしました

そして、テニスコートをぐるっと大回りしながらふと夜の校舎に目をやると

Yがいきなり

Y「あれ?なんか窓の下半分だけ曇ってねーか?モヤかかってね?」

と言ったのでそちらに目をやると確かに窓が六つあるうちの全てが半分より下だけ曇っていました

やや緑色の雲の様な感じで、本当に君が悪かったです

ちなみに自分達の見た窓は階段の踊り場の窓で、確かにその時は六つ窓がありました

これは後日談で詳しく話します

そしてそのうち、六つの窓のうちの一つから雲が無くなりました

なぜか自分とYはその窓から視線をそらせずに

ずっとその窓をお互いに見入ってました。

すると突然音も無く

その窓に手のひらが

ビタッ!とくっついて来たのです。

音も無いのになぜビタッ!と表現したのかというと、

窓に掌をギュッと押し付けると

指紋が白くなる様なそんな感じわかりますよね?

それくらいの力強さが不意に現れたその手のひらから感じられたのです。

自分とYは、もうその場で硬直してしまい

お互い声も出せずにただその窓を見ていました。

するとまた更に同じ窓にもう片方の手がビタッ!とくっついて来ました。

その手と手の間にあるスペースが

自分に最悪のイメージを連想させました。

あ、次は顔が来るな

そう思いました。

そして間髪いれずにベチャッと緑色の顔が手と手の間から現れました。

その顔は例えるなら、ムンクの叫びの目と目、そして口の部分を真っ黒にした様な感じです。

何故か俺とYはその顔をしっかり思い出す事が出来ないのですが

自分の記憶ではそういう印象でした。

そこまで見てからようやく俺はYの方を向く事が出来ました

どうやらYも同じタイミングでこちらを向いた様です。

そしてお互い目が合ってからようやく

「うわぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

と叫び走って逃げました。

あれが人だとしたら、何故手と手と顔が先程の雲の様に緑色に光っていたのか

例えるなら、非常口の緑色のライトを薄くした様な感じ。

とにかく走って皆の所に戻り、事情を説明したところで

誰も信じてはくれません。

この話は酒を飲むとよくするのですが

ある日成人してからYと酒を飲みながらこの話を思い出し

よし、行ってみるかとなりました。

アルコールもまわり、かなり酔ってた二人はまたしてもそのテニスコートから見える窓を探しました

時間帯は朝方です。

しかし、同じ場所に立ってもどこで幽霊を見たのか全然しっくり来ないのです。

なぜなら、あの時確かにあった窓が

六つも無いから。

自分達が見た窓は、よくよく考えると

六つもあってはおかしいんです。

当時在学中だった時には何故か気付かなかったのですが

階段の踊り場に窓があるとして、なぜその踊り場一つに窓が二つもあったのか

よくそこから顔を出して遊んでいた学生時代に何故窓が一つしか無かった事を思い出せなかったのか

そして、これを書いていてさらにびっくりしたのが

その俺たちが見た踊り場の窓が本当はいくつあったのか

今、思い出せません

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