鳥肌

2017.01.30.Mon.16:02

高校2年の時、今もそうだが、田舎に住んでおり、高校まで自転車で通っていた。

通学路は田んぼや林道など、典型的な田舎道だった。

その日は部活が終わり、夜の7時頃にいつもの道で帰っていたわけだが、時期は冬だった。

そのため、暗くなるのも早く、

しかも街灯がほとんどないから暗すぎてなかなか道が見えない。慣れた道だから幸い大丈夫だったが。

そして…俺がかなり距離がある林道に差し掛かった時、どこからともなく

コツコツコツコツ…

と聞こえた。

ハイヒールの音だとすぐに分かった。

その時は気にしていなかったが…また少しして

コツコツコツコツ…

と聞こえてきた。

暗いしどこから聞こえているのかも分からないから怖い。

だから、少し急いで帰っていると…前に人影が見えてきた。

月明かりを頼りに見るとそれは女性で、歩いていた。

この人かなと思って足に目をやると普通の靴で音がなるような靴ではない。

そこでもまた寒気がしたが気を引き締めて通りすぎ、自転車をこいだ。

少しするとまた、

コツコツコツコツ…

さすがに恐怖がマックスになり、自転車を全力でこいだ。

するとそれに合わせてそのコツコツも

コツコツコツコツコツコツコツコツ!!!

一気に早くなって、追いかけてられているようだった。

もう半泣きで林を抜けると

何と後ろから

ヒヒヒヒっ!!

と女性の甲高い声がした。

死ぬほど怖かった。

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