もう一人の姉

2017.02.02.Thu.11:04

我が家は一階が居間とキッチンに祖父の和室があり、二階が兄弟3人の自室と両親の部屋があるという構造です。

二階はコの字型になっていてコの字の空いている部分を階段が貫いている形になっています。(わかるずらくてご免なさい)

で、その日は残業もなく6時には自宅に帰ってこれた私は自室で部屋着に着替えて一階の居間に降りようと階段を降りようとしたところ、階段下から姉がうつむき加減で上がってきました。

階段は窓がなく夕方にもなると真っ暗ですが慣れてしまって明かりもつけずに私達は利用していたので暗さで顔の表情までは見ることができませんでした。

「お帰り~」と声を掛けても姉は無視して自室へと行ってしまったので私も「無視かいな」と呆れて下に降りようとしたら階段下に玄関から居間へ入っていく姉を見たのです。私はびっくりして居間に飛び込むと姉は疲れたように「あ~、疲れたぁ~」と母と話しているので「お姉ちゃん今、階段上がって来たよね!?」と言うと「は?今、帰ってきたばっかりなんだけど」

と不機嫌そう。

そこでハッと気がついたのですが、姉は自室に入ると必ずドアを閉めるのですが力を入れて強めに閉めないと閉まらないドアでバタンという音を一切聞いていないのです。

怖くて確認しに行けませんでしたが、アレはたぶん疲れて早く帰りたかった姉の生き霊だったのかなと今でも不思議な体験として私の中に残っている出来事でした。

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