ランニング幽霊

2017.08.17.Thu.21:15

ここは茨城県T市の大学寮H宿舎

最近この宿舎の学生達はあるものに迷惑していた。

それは幽霊である。

その幽霊はマラソンランナーのような姿をしており、壁をすり抜けて宿舎の端から端の部屋までを走るのだという。

ランニング幽霊と名づけられたその幽霊は、寝ている学生達を踏んで夜の宿舎を走るために、

踏みつけられたりビックリする学生が続出していた。

「そういえばこの大学の陸上部の部員でマラソンのゴール直前で死んでしまった奴がいて、その幽霊が出るんだってさ。きっとあれなんだろう。」

そんな話を聞いたひとりの学生が「俺に考えがある」と言って次の日の夜、自分の部屋に寮のみんなを集めた。

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見ていた女

2017.08.17.Thu.16:15

学生がひとりで夜の神社へ肝試しに来ていた。

そこは「出る」といういわくつきの神社だったが、

彼は「怖いものなど何もない!まして幽霊などいるはずがない!」

と言ってはばからない人間だったのでひとりでやって来たのだ。

彼は誰もいない境内をうろついたが、何も起こらない。

もちろん幽霊などは影も形もなかった。

『やっぱり何もでないじゃないか・・・』と思っていると、

神社の奥の木々の間から「コーン、コーン」という音が聞こえてきた。

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牛の首

2017.08.17.Thu.11:15

」という恐ろしい怪談がある。

この話は江戸時代にはすでに知られていたようで、

寛永年間に書かれた庶民の日記にすでにその名は出ている。

とはいえ、そこに記されているのは「牛の首」という

怪談の名前だけで、話の内容は

「今日、牛の首という怪談を聞いたが、

あまりにも恐ろしい話なのでここには書けない」

として語られてはいないのだが。

このように文献にはっきりとした形で残ることはなかった

「牛の首」だが、その物語は口授で今日まで語り継がれている。

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教授のメモ

2017.08.16.Wed.21:15

ある大学の教授が失踪してしまった。

最初は旅行にでも出てしまったのだろうと一緒の研究室にいた助手は思ったが、

教授の家族とも連絡が取れないことが分かった。

直接家に出向いてもそこはもぬけのからで、家財道具も何一つ見当たらない。

いよいよただ事でないと思った助手は、研究室に戻ると警察に届けようと思った。

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アラブ人の恩返し

2017.08.16.Wed.16:15

ある女性がアラブ人に道を聞かれた。

女性が親切に道を教えるとアラブ人は非常に感激し、何度もお礼を言った。

そして別れ際、アラブ人はこう言い残して去っていった。

「あなたはとても親切にしてくれたからいいことを教えます。

 今日から一週間、決して地下鉄に乗ってはいけません。

 いいですか、地下鉄に乗ってはいけませんよ。」

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赤いマフラー

2017.08.16.Wed.11:15

ある小学校にいつも赤いマフラーを着けた女の子が転校してきた。

とある日に同じクラスの男の子が

「なんでいつもマフラーを着けてるの?」

と聞くと

「あなたが中学生になった教えてあげる。」

と女の子は答えた。

男の子と女の子は同じ中学になった。

そこである日、

「なあ中学生にもなったし、なんでマフラー着けてるか教えてくれよ。」

と男の子がたずねた。

しかし女の子は

「私と同じ高校になったら教えてあげる。」

と答えるだけだった。

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母のお守り

2017.08.15.Tue.21:15

貧しい母子家庭ながらも仲が良く、助け合って生活していた母娘。

母親は娘を育て、大学を卒業するまで一所懸命に働き、娘は家事の手伝いをしながら勉強を。

そして大学受験の時、母親は手作りのお守りを娘にプレゼントしました。

母「頑張ってね。これはお母さんからのお守り」

娘「ありがとう。大事に持っていくね」

母「気をつけて。お守りって中身を空けると効果がなくなるから空けちゃだめよ」

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ターボババア

2017.08.15.Tue.16:15

関東地方のとある道路をスピードを出して走っているとよくないことが起きる。

その日もある若者が猛スピードで道路を走っていた。

若者がバックミラーを何気なく見ると真っ青になった。

後から信じられない速さでおばあさんが走ってきたではないか。

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四つんばいの女

2017.08.15.Tue.11:15

ある山道での話―

とある走り屋の車が山道へ入ろうとしたとき、

白い服を着た女を見つけた。

長い髪の毛が顔にかかっているものの、なかなかの美人だったので、

助手席の男がナンパ目的で声をかけた。

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墓地からの電話

2017.08.14.Mon.21:15

ある国に、死を異常に恐れる男がいた。

特に男が恐れていたのは

「自分が埋葬された後に、棺の中で息を吹き返してしまうのでは?」

というものであった。

その男が病気の床にあるとき、家族全員に棺の中に電話線を引き、

息を吹き返したときに確実に連絡が取れるようしてほしいと遺言を残し、亡くなってしまった。

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