点検口を開けてみると

2017.06.19.Mon.21:15

設備関係の営業をやっているんだが、都内のとあるタワーマンションで工事前の下見調査に行った時の話だ。 

私は天井裏のスペースと配線確認の為に脚立に乗って点検口を開けて中をライトで照らした。 

ライトが照らす7m程度先に作業着の男がいた。 

ああ、たまたま他の業者が入ってたのかと思ったが、天井裏は人の重みに耐えられないスペースだし、明かりも無しにいるのはおかしい。 

この男は何かおかしい。

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2017.06.19.Mon.16:15

子供の頃の話

うちの近所に沼があった。 

小さくて浅かったが、泥水で底は見えなかった。 

ある日、一人でその沼に行ってみた。 

もちろん親からは危ないから行くなといわれていたが 

少し離れたところから眺めるぐらいなら 

危ないことなどないだろう、と子供心にそう思っていた。 

沼に着くと、淵から70センチほど離れたところにしゃがみ込んだ。 

生き物が好きだったので、何か動くものはないかと 

少しわくわくしながら探るように沼を見ていた。 

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電話の相手

2017.06.19.Mon.11:15

俺じゃないけど友人(以下A)の体験談。 

ある日の深夜、Aは友人に金を貸しっぱなしだったことを思い出し電話をかけた。 

深夜に電話をかけて金の催促なんて非常識だけどAはその時金に困っていて、もしすぐ返してくれるならなかなかの大金が返ってくる予定だったとのこと。 

電話をかけた、と簡単に言うもののAはその友人と重大な連絡を取る機会が無かったため基本はLINEやSkypeで会話していた。 

そのため普通に電話をかけるのは初めて。LINEやSkypeが使えない時用にメモってあった電話番号を見ながらキーパッドに入力してかけたらしい。 

数回コールしたのち、低く通った声で「もしもし?」と出た。 

Aは友人が電話に出るなり金を返せとまくしたてた。 

すると友人、今日買い物のついでに金を下ろしたから今すぐ返せる金が手元にあると応答。 

それならいいかと安心したAはいつも通り友人とくだらない話を開始。 

話題はセブンイレブンのコマーシャルでやっていた食べ物に。あれ美味そうだよなーと何気なくAが言ったところ 

友人「じゃあさ、俺の家の近くに毎回品切れ率が低いセブンあるからさ、そこ寄るついでに俺の家来いよ。」

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修学旅行で行った旅館の天井裏

2017.06.18.Sun.21:15

中学の時の修学旅行で京都へ行った。 

夕食、風呂も終わって旅館で寝るまでの自由時間を楽しんでた時だった。 

俺は右隣の部屋に良い連中がいるので遊びに行った。 

俺達は定番のトランプやらウノやら一通り遊んで、飽きはじめた頃、誰かが 

怖い話をしようぜ。なんて事を言った。 

部屋の明かりを消して中央に10人ほど集まり、1人目の話が始まった。 

2人、3人・・・4人と話は進んで行き、次はA男の番だった。 

A男『安い旅館や修学旅行で使われる部屋ってでるんだよな!』 

A男『御祓いの為にお札が絵やツボの裏、押し入れの中に貼ってあるんだってよ』 

A男『探してみようぜっ!』 

怖い話を期待してたのでシラケつつ、部屋中の捜索が始まった。 

実際にあったらあったで面白いし、何よりありそうな感じがした。 

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兄貴に会いに来た見知らぬお姉さん

2017.06.18.Sun.16:15

夜に自室の2Fで一人で本読んでたときのこと。

実家は立てた場所が悪かったのか、ラップ現象が耐えんかった。 

自分は単に家鳴りだと思ってたんだが、その日はポスターが鳴ったのでおかしいなぁと思っていた。 

そのうち外で階段を上ってくる足音がして、兄貴が帰ってきたんだと思った。 

けど、階段の足音がいつまで経っても止まない。 

さすがに3分も経たないうちに不振に思ってドアを開けて外に顔をだした。 

階段には困った顔をした見知らぬお姉さんが立っていた。 

「あ、○○さん(兄貴)いますか?」 

自分はとっさに、ああ兄貴の彼女かなと思って、「まだ帰ってないですよ」と告げた。 

「そうなんですか」 

と途端にお姉さんはしょんぼりした顔になって階段を引き返していった。 

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湖の上に・・・

2017.06.18.Sun.11:15

ウチの親父が友達(AとB)三人で体験した話

(山口県宇部市~小野湖での話) 

夏前のまだ梅雨上がりの時期に友達の家でご飯を食べていて 

Bが親父に「そういえばホタルの季節ですね、俺見たことないんですよ」 

親父とAは「嘘やろ(笑)小野湖行こうや、いっぱいおるよ」と 

話すとAとBも盛り上がりだし行くことに。 

親父の車で小野湖に向かうことに、小野湖の付近は 

確に綺麗な公園がありそこで見ることに。ベンチに座りビール飲みながら話す三人 

「カップルばっかりやないか(笑)」「むさくるしい親父三人で何しとるんかいな(笑)」 

と盛り上がる三人

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学校の教室

2017.06.17.Sat.21:15

高校時代、俺は相当な問題児だった。 

問題児と言っても授業をサボるとか他校の生徒との喧嘩に明け暮れるとか女を振り回すとかそんなカッコいい不良では無く、 

提出物を出さなかったり細かい校則を破ったりするただのクズだった。 

しかも当時の担任は提出物や課題の未提出には厳しく、部活があろうと夜8~9時だろうと居残らせてやらせる人。 

そんな人のクラスである俺は結構な数居残りさせられることが当たり前と言っても過言では無かった。 

入学して1ヶ月程経った日、居残って夜7時半くらいまで教室で黙々と担任の担当教科のプリントをこなしていた。 

プリントは無事に終わり、職員室にいるであろう担任のところへと向かい職員室のドアを開け叫ぶ。 

俺「失礼しまーす。○○先生はいらっしゃいますかー?」 

職員室には先生が2~3人くらいしかいなかった。一番手前にいた女の先生曰く、担任は家の都合で帰ったからプリントは机に置いておけとのこと。 

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サイバードラッグ

2017.06.17.Sat.16:15

サイバードラッグ、麻薬音楽というものをご存知だろうか。

その名の通り、聞けばまるで麻薬を吸ったようにハイになってしまう、という音声だ。

法的にはグレーゾーンだそうだが、探せばネットに普通に転がっている。

しかし、だからといって安易に手を出しては、  絶 対 に い け な い。

数年前の話になるので、もう話してもよかろうと思う。大学時代の話だ。

俺は田舎から東京の某私立大学に入学した。いじめられっ子ではないけれども地味だった俺は、

華々しく大学デビューを飾ることもなく、無難に大学二年生に進級した。

当時仲がよかった男友達を、仮にAとする。Aは地味な俺とは違って、明るく快活な奴で、

彼女もいた。なんでAが俺と友達になったかというと、音楽の趣味が合っていらからだ。

好きなジャンルは主に techno trance だった。Aはいわゆる企画系サークルに所属していて、

学生の、はっきり言えばランチキパーティーだろう、企画にぴったりな曲を二人でネットから

探してきていた訳だ。

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家中の扉が・・・

2017.06.17.Sat.11:15

当時中二のときの話。 

まぁ、事は俺のじいちゃんの兄貴に当たる人が亡くなったことから始まるのだが。 

その日の夕方、俺と親父でその人の見舞いに行っていた。 

既に顔に生気はなく、素人の俺が見ても「ああ、厳しいな。」と思うほどだった。 

親父が「足が寒そうだね。」といって、足をさすってあげてたのを今でも覚えている。 

その後家に帰ってから晩飯食って風呂はいって部屋に戻るまでは特に何もなかった。 

うちの家族は就寝時間が早かったので、9時ごろになるとみんな寝ていた。 

俺は弟と買ったばかりの週刊誌(確かサンデー)を一緒に読んでた。 

今思うと、えらい仲の良い兄弟だったなぁ・・・・・・w

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トンネルで肝試し

2017.06.16.Fri.21:15

大学三年の時の話です 

東京の西方にある小峰峠のトンネルに肝試しに行く事になった。 

自分が助手席に座り、中の良い男ばかり5人であれやこれや話しながら向かっていた。 

小峰峠付近に着いたのは良いが目的の旧小峰トンネルに向かう旧道が分からなかった為、ひとまず現役の新小峰トンネルに入った。 

トンネルを抜けて後続車もなかったので、徐行しながら旧道を探していると、左側にどうやらそれらしき道があったので進む事に。 

しかし少し進むと車止めがあり、車での進入はできないとその時始めて知った。

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